春の徒然な日録

表題の通り、私春の徒然な日録です。

二十六頁目 -未経験者-

皆さんは居酒屋をハシゴする時、財布にいくらぐらい入れて行くだろうか。

 

私は一万円以上は入れていく。

 

しかし昨日飲みに行った友人は、なんと二千円しか入っていなかった。

 

話を聞くと、居酒屋に行くのは初めてで二千円で足りると思っていたらしい。

 

仕方が無いので二軒目で切り上げ、私が変わりに払ってあげた。

 

勿論奢りでは無く貸したのだが。

 

予め教えてあげるべきだったかも知れないが、まさか居酒屋に行った事が無いとは思わなかった。

 

知らないとは恐ろしい。

 

 

 

二十五頁目 -悪天候 其ノニ-

小説を読んでいると雨音が止んで行き、次第に晴れてきた。

 

友人から今行くと連絡が来たので私も急いで準備している。

 

と言っても服を着替えるだけなのだが。

 

最近忙しくて飲みに行けて無かったので晴れてくれて本当に嬉しい。

 

仕事をするために飯を食うか飯を食うために仕事をするか、と言う話があるが私は当然後者だ。

 

目的地の無い人生なんて私はうんざりだ。

 

二十四頁目 -悪天候-

私の住んでいる地域は昨日台風が過ぎ去り、今日の午前中は比較的天気が安定していた。

 

しかし、夕方辺りから小雨が降り出し今では土砂降りだ。

 

今晩友人と飲みにく予定だったのだが、この雨だと行けそうに無い。

 

ぽっかり空いた時間に何をしようか。

 

最近忙しくて読む暇の無かった小説でも読もう。

二十三頁目 -台風-

天気予報は当たったり外れたりで、あまりあてにならない。

 

今日は台風の影響で雨風が凄かった。

 

窓はガタガタと揺れるし、道には何か大きなものが風で飛ばされて転がっていた。

 

しかし過ぎ去ってみると大した被害は無く安心した。

 

しかしまた新しい台風が発生する可能性も十分有り得る。

 

徒歩や自転車で通勤通学している方々は十分に気を付けて欲しい。

 

二十二頁目 -予定-

至極当たり前の事を書くが、自分の予定というのは人それぞれが個人で立てるものだ。

 

しかしこの当たり前の事が分からない人間もいる。

 

自分で人の予定まで勝手にたて、相手がその予定通り動かなかったら自己中心やら時間を守らないなどと罵倒する。

 

こんな事言語道断だ。

 

今日はそのせいでこちらの予定が一気に狂った。

 

腹が立ってしょうがない。

 

二十一頁目 -推敲-

私は文章を書くとき、必ずと言って良いほど推敲を重ねてしまう。

 

長い文章を書き終わった後、全部消して書き直す事もたまにある。

 

この性格をなおしたいのだが、中々なおせない。

 

原因は恐らく落ちを考えずに文章を書き始めてしまう事だ。

 

そして今気付いたが、書いているうちに考えが変わる事が良くある。

 

それに書いていくうちに飽きてきて、早く〆ようとしてしまう事もたまにある。

 

丁度今この状態なので、これを落ちに無理やり〆る事にする。

二十頁目 -ラジオ-

疲れている時に道の駅などで休むと急に凄く眠くなる。

 

予定まではまだ時間があったので、シートを倒して少し眠る事にした。

 

ラジオでも聞きながら寝ようと思い適当な周波数に合わせると、聴取者から送られてきた川柳を読み上げそれにコメントを付けるという番組がやっていた。

 

それをぼーっと聞いていると、ふと一句思いついたので早速送ってみた。

 

しかし運良く詠まれるとしても、私より先に送っている人が沢山いるので後の方になるだろう。

 

そう思い、眠るのをやめラジオを聞きながら付近をドライブした。

 

しかし結構長い番組の様で中々詠まれ無いし番組も終わらない。

 

そうしているうちに、予定の時間が来てしまった。

 

果たして私の句は詠まれたのだろうか。

 

とても気になるがもう知る手立ては無い。